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サラウンドスピーカーの角度調整と各視聴位置ごとのMCACC最適化

 先週導入したサラウンドスピーカーによって4.0ch化(センターとサブウーファーは除く)した我がホームシアター環境。
 取りあえず設置時にAVアンプによる各スピーカーの自動設定は済ませてあるが、今回はそれに加えて時々により微妙に代わる視聴位置ごとに対する設定の最適化を行ってみた。

 ちなみに以下が基準となる配置図。使用AVアンプのSC-LX56で最初に行った自動設定機能である「フルオートMCACC」はこの視聴位置を基準としている。

室内配置図

 部屋は360cm×360cmの正方形8畳部屋だが、家具の配置等の関係上やはり推奨とされる各スピーカーの設置はどうしても難しいため、可能な限り視聴位置を中心とした各スピーカーまでの距離や角度を合わせた状態でAVアンプの自動設定を行った。

 ちなみに「MCACC(Multi Channel Acoustic Calibration System)」とはPioneer独自の自動音場補正システムの名称。
 よってメーカーによって呼称は異なるが、同様の自動設定機能はどのメーカーのAVアンプにも最近のものならぽぼ確実に搭載されているはず。
 上記配置図だとフロントスピーカーは一応5.1chサラウンド配置の推奨範囲角度内に収まっているが、見ての通りリア側のサラウンドスピーカーはどうしても推奨設置範囲からは距離が外れてしまう。
 何とか視聴位置から見た角度だけはギリギリ推奨範囲内に納めてはいるが、距離のズレから左右で角度が異なっている。

 これに加えてさらに視聴位置自体が映画を見る場合、音楽を聴く場合、ゲームをする場合などその時々によって微妙にズレてくるため、どうしても最初に計測したMCACCの設定データだけでは最適な音場での視聴を行いにくい。

 ちなみに視聴場所は、

 ■ 音楽を聴く場合 → デスクに向かったままで聴く場合が多い(PCオーディオのため)
 ■ ゲームをする場合 → 上記図の視聴位置にてイスに座ったままプレイする
 ■ 映画 or TVの視聴 → 上記図の視聴位置あるいはソファーでの視聴が多い

 というように、主に上記の3パターンに分かれる。

 幸いにもPioneerのMCACCは最大6パターンの設定を記録できるため、今回は上記3パターンに加え、ソファーをTVの真正面に移動させる本気で映画視聴する場合の計4パターンを設定してみる。設定内容は、

 ■ MCACC MEMORY 1:上記図の標準視聴位置での設定(SEAT)
 ■ MCACC MEMORY 2:デスクでPCを操作しながら音楽鑑賞する場合の設定(MUSIC)
 ■ MCACC MEMORY 3:ソファーをTV真正面に移動させた場合の設定(MUVIE)
 ■ MCACC MEMORY 4:通常位置のソファーで視聴する場合の設定(SOFA)

 とした。

 全体のスピーカーシステムの設定は最初のフルオートMCACCですでに行っており、この設定は他のMEMORYと共通の設定となるため、行うMCACCはフルオートではなく、記録するMEMORYの選択や測定内容を選択できる「オートMCACC」を利用した。

 MCACCはやはり便利で、計測はマイクさえ適正位置に設置すればボタンひとつで終了した。しかも今回はスピーカーシステムの計測を省略する分計測速度も非常に速かった。

 オートMCACCでの各視聴位置での計測結果は以下の通り。

MCACC計測データ

 計測したMCACCの各データをPC上で確認できるのもPioneerのAVアンプの利点のひとつ。

 この値を元に微調整を手動で行っていくことでさらに快適なサラウンド環境を構築していけるのだろうが、しばらくはこのデフォルトの計測結果にて視聴を続けてみることにしようかと。

 一応これまでに、

 ■ 2.0chアニメをサラウンド拡張して鑑賞
 ■ 2.0ch音楽をサラウンド拡張しての鑑賞
 ■ 5.1ch映画の鑑賞(エイリアン3)
 ■ THX音響収録のBlu-rayの鑑賞(スターウォーズシリーズ)
 ■ 5.1chゲームのプレイ(バイオハザード6)

 などをそれぞれひと通り試してみたが、どれもデフォルトの計測設定ままでも十分満足の行く視聴環境を得られた。
 2.0chソースをサラウンド拡張したものはやはり若干サラウンド効果が弱いこともあったが、これはSC-LX56のリスニングモード次第で大きく改善されるものも多かったため、環境にあったモードの選択ももう少し詰めていきたい。

 しかしサラウンド環境はこれまで以上にアニメや映画の視聴やゲームプレイがしたくてたまらなくなる……アニメや映画、ゲームが好きな人は導入して絶対に損はないかと。
 とはいえ予算の関係及び設置する部屋の大きさや形状等で必要とされるシステムは大きく変わるため、「自分に合致するシステム」を選ばなければ下手をすると音響的に逆効果になってしまうこともあるので、色々と奥の深い、ついでに言うと業の深い趣味ではあるが(笑)

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Author:雪陽炎
 PCやデジタル機器類いじりの他にも、あれやこれやと趣味を持つ器用貧乏な奈良県民。
 初心者向け兼自身の忘備録としてPC及びデジタル機器関連の情報をまとめてます。

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